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2024/08/16 論文『Transformations in participants – Toward citizen-led participatory speculative design to create preferable data-driven workplaces in Japan』をParticipatory Design Conference 2024で口頭発表
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2024/07/17 MyData Japan 2024「MyData by Design」でプロジェクト中間成果を展示しました
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2023/07/11 プロジェクト中間成果の展示@MyData Japan 2023「Unlocking MyData」のお知らせ(7/14 金)
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2023/07/24 What-if Short Short ウェブサイト公開のお知らせ
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About
プロジェクト概要
CoDa*は、パーソナルデータの利用に対する不安や、非民主的な技術利用シナリオの決定プロセスに対し、新しい仕組みを提案するプロジェクトです。
*CoDaは、Co-speculation for future Data useの略です
パーソナルデータを知っていますか?
パーソナルデータとは「あなたに関するあらゆる情報」のことを指します。例えば、個人の氏名・住所・性別といった属性を表すデータに加え、移動・検索・購買などの行動のデータ、病歴・投薬・ウェアラブルデバイスなどから収集された生体データなど、個人に関わる広い範囲の情報のことです。
内閣府が掲げるSociety5.0のビジョンのもと、政府や企業は、さまざまなパーソナルデータをセンサーやアプリケーションを通して取得しています。それらを人工知能が解析して、個人に最適な情報を返すことで、便利で質の高い生活が実現すると考えられています。
例えば、ネットショッピングの履歴から、Web ページにその人に合ったおすすめ商品の広告が表示されたり、サブスクリプションサービスで自分の好みに合った音楽のプレイリストが提案されたり、そんな経験がある人も多いのではないのでしょうか?
このように、パーソナルデータをサービスに用いることで、仕事を効率化したり、今までになかった気づきを私たちに与えてくれます。その一方で、使い道によっては、私たちの人権や人間関係に影響を与える可能性もあります。例えば、自分の能力や人としての信頼性を一方的に決めつけられたり、知らぬ間に第三者にデータが利用されるなどの問題が起きると考えられます。
現在、パーソナルデータの利活用をはじめ、テクノロジーの生活での利用のシナリオは、一部の専門家のみによって考えられています。そこではもしかしたら、例外的な人たちの生活でのテクノロジーのあり方、あるいは、より詳細な人間同士のやり取りの局面でのテクノロジーのあり方が、考慮されていないかもしれません。その結果、一部の人たちが不利益を被ったり、生活者に本当に魅力のあるサービスが作りづらい、ということが起きているのかもしれません。だから、生活の当事者である私たちが、テクノロジーのあり方についてもっと話し合い、一部の専門家たちにそのあり方について、伝えていく必要があるのです。
CoDaは、パーソナルデータの利活用の未来のあり方を、サービスの利用者、提供者、法制度や政策を考える人などの壁を越えて話し合い、これまでのアンバランスな技術利用シナリオの決定プロセスを、より民主的なものに変えようとする活動です。様々なアクティビティを通して「データ利活用」のある未来の生活を「自分ごと」にし、どうありたいのか、その意志を明らかにします。それらを、サービス利用者、サービス提供者、法制度や政策策定者などのステークホルダーの間で共有し、それぞれの立場で、今できるアクションプランを考えます。
私たちは、この変化のプロセスを、3つのフェーズからなる、「Co-Speculation」という方法論で起こそうとしています。
Co-Speculation
ー3つのPhaseー
Phase 1 現状のテクノロジー利用と、テクノロジーに対するイメージを理解する
日常的にパーソナルデータの利活用サービスを利用している人々へ、訪問調査をはじめとするエスノグラフィックリサーチを実施します。
私たちのパーソナルデータの利活用の状況や、それに対するイメージを理解し、異なる利害関係を持つ人々の間で、未来にどのような対立やジレンマが起きる可能性があるかを想定します。
Phase 2 未来のテクノロジーの日常化を擬似体験し、批評や意思を生成する
Phase1で得られた未来に起きうる対立やジレンマを、私たち未来の利用者が、擬似体験します。
擬似体験をより実際の体験に近づけるために、「Design Fiction Probe」や「What-if?」などの手法を活用します。
そこから私たちの未来のパーソナルデータ利活用に対する批評や意思を生成します。
Phase 3 批評や意思を多様なステークホルダーと共感し、議論する
Phase2によって生成されたパーソナルデータ利活用に関する批評や意思を、異なる役割や背景を持つ多様な市民(ステークホルダー)から成るパブリック・グループに伝えます。
伝える方法として、観衆が自分にも起こりうる未来として共感するための適切なメディア(例えば体験型のインスタレーションやインタラクティブな演劇)に編集します。
未来の体験への共感をもとに、各ステークホルダーが、パーソナルデータが私たちにとって理想的に活用されるために、取るべきアクションを考え、共有・議論します。
Members
メンバー紹介
本プロジェクトはデザイン・共創・社会学・テクノロジーの分野および、市民・教育者・研究者・サービス提供者を横断したメンバーで行われています。
History
プロジェクトの流れ
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coming soon…
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2024/08/16
論文『Transformations in participants – Toward citizen-led participatory speculative design to create preferable data-driven workplaces in Japan』をParticipatory Design Conference 2024で口頭発表
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2024/07/17
プロジェクト中間成果の展示@MyData Japan 2024「MyData by Design」
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2023/10
論文『Co-speculation for Future Personal Data Use—Toward Shared Authorship of Future Technology Use Scenarios Among Multi-stakeholders』を世界デザイン会議2023 研究・教育フォーラムで口頭発表
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2023/07/14
プロジェクト中間成果の展示@MyData Japan 2023「Unlocking MyData」
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2023/06
What-if Short Short ウェブサイト公開
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2023/03/08
論文『データ・ドリブン・ミスコミュニケーション ―パーソナルデータ利活用のあり方を市民共創するプロジェクトから見えてきたこと』をサービス学会 第11回国内大会にて発表
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2023/02/06
CoDaプロジェクトシンボルマーク 公開
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2022/12/14
メンバー内ワークショップ「データ利活用の未来に起こりうることを発想するWS」を開催
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2022/07/20
本サイト公開
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2022/06/23
論文『Co-Speculation: 市民共創で未来のパーソナルデータ利活用のあり方を探る』を発表
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2022/04
プロジェクトスタート
Outcomes
これまでの成果物
論文『Transformations in participants – Toward citizen-led participatory speculative design to create preferable data-driven workplaces in Japan』をParticipatory Design Conference 2024で口頭発表
2024年8月にマレーシア・サラワク州・シブで開催された、Participatory Design Conference 2024(以下PDC2024)に、CoDaの北崎允子と武理一郎による共著のPaperが採択され、口頭発表しました。
論文の内容は、CoDaの「Phase2:市民のデータ利活用への自分ごと意識の醸成」のフェーズの実践とリフレクションです。Participatory Speculative Designの考え方を用いて、参加者がテクノロジーとの未来の生活の想像を小説に描き、本来はどうありたいかを参加者同士の対話から発見するプロセスを論じました。ぜひご覧ください。
Community
コミュニティ
参加企業・団体(順不同)
武蔵野美術大学
産業技術総合研究所 人間拡張研究センター
エルダット・リサーチ&コンサルティング
パナソニック株式会社 デザイン本部
富士通株式会社 コンバージェンステクノロジー研究所
他
Contact
お問い合わせ
本プロジェクトへのご意見・ご質問・ご参加については
こちらにお問い合わせください。